リフォームとリノベーションには大きな違いがあるのです

住まい

住宅改修には2種類あります。
住宅改修の方法にはリフォームとリノベーションがあります。その大まかな違いは、リフォームは古くなった住宅の一部を修繕する工事を言います。
他方リノベーションは、壁や設備などをとり払い、間取りから大幅に変更する場合が多く、まったく新しい空間に変えるような大掛かりな工事を言います。

リフォームの施工事例として、古くなった家の一部を改修する工事のことで、壁の改修、屋根の改修や、室内の壁紙改修、床の改修、トイレや浴室、キッチンなどの改修などが一般的です。
リフォームによって部屋の雰囲気を変えるのも可能です。床を畳からフローリングに変えたり、塗り壁を洋風の壁紙にチェンジしたりできます。施工に際しては、リフォーム会社を選定し、見積りや内容の打ち合わせ、工期などを確認しながら行います。

リフォーム業者は様々にありますので、選定に迷うものです。そんな際に便利なのが、リフォーム業者の比較サイトです。自宅の近隣にあるリフォーム業者数社について、その会社の特色や評判などをチェックできます。
その内容を参考に選定し、概算見積りも提示してもらえます。もう利用した人のジャッジが分かり、金額も比較できるので凄く便利です。

一方リノベーションは、近頃話題となっている古民家再生や、中古マンションを一新して全く別の空間を作りだして販売すると言ったケースが代表的な施工事例と言えます。現在居住する住宅を、大幅に間取り変更する場合や、店舗で使っていた空間を住宅に改築するケースもあります。リフォームと見比べると、やはり費用が膨らみ工期も長くなります。でも、生活空間そのものを理想に合わせ大きく改善できるので、大変注目されています。

大手の住宅会社では、中古の物件をリノベーションして物件販売をするケースが多くなっています。中古マンションや住宅の空き家化が増える中、そのような対策にもなるため、一石二鳥と言えるでしょう。新築物件が買えない人でも、リノベーション物件なら費用を抑えることが出来るので購入が可能となり、人気が高まっています。リフォームとリノベーションは同じに捉えられがちですが、内容としては大きな違いがあるのです。